お葬式の知恵袋 番外編 4

総合葬祭
総合葬祭(株)青山会館
福岡市南区老司3−5−31
092(566)1212

初七日〜年忌法要まで

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21 精進落としと初七日

精進落としの由来について。

祭事の期間中や葬儀で、いわゆる精進の期間が終わり、もとの生活に戻る時に、生臭い肉や魚を食べ、酒を飲んだりして、区切りをつけたのが精進落としの始まりといわれています。
もともと仏教においては、せめて家族の一員が亡くなった時には、ある一定の期間だけでも、けものや魚などの生き物の生命を奪わないよう努力しようという思想からきています。

葬儀が終わって、初七日、三十五日、四十九日などの忌明けの日に、その間絶っていた魚肉などを食べ、遺族以外の人は普通の生活に戻ってくださいという意味で行われてきました。

火葬場から帰られたら、料理を出して接待しましょう。

火葬が終わり自宅に帰られたら、祭壇に遺影を飾り遺骨と位牌を安置し、僧侶にその日最後の読経をしてもらいます。
そのあと、親族やお世話になった方々に酒食のふるまいとして"精進落とし"をします。

料理は、普通は仕出しや弁当を取り寄せ、酒を出してもてなします。
親族が上座で、遺族は下座にすわります。
この席で、喪主か親族代表は、葬儀が無事終わったことに対し御礼のことばを述べます。
精進落しは、普通の宴会ではありませんから、控え目にして早目に切り上げるようにしましょう。


初七日のときに、
この後の法要について話し合っておきましょう。

初七日は、葬儀のあと初めて営む法事で、死亡日を含め七日目に行います。
最近では、遺族や親族のスケジュールに合わせ、葬儀当日に執り行うことが多くなってきています。
また、お寺様を訪れてお布施をお渡しするのは葬儀の翌日が普通でしたが、最近は、初七日の精進落としの席で葬儀と初七日のお布施を並べて渡すことが多いようです。
この時に、これからの法要について、お寺様とよく話し合っておきましょう。

初七日のお布施は、
以後の法要のお布施と同額にしましょう。

法要にともなって、お寺様へお布施をします。
初七日や年忌法要、新盆などのお布施は、同額とするのがならわしですが、あくまでも喪家としての気持を大切にして、あまり負担がかからない範囲にします。
また、土地柄や風習などもありますから、長老のご意見なども一応、考慮に入れられるといいでしょう。

精進落しの席でも、お礼のことばを述べましょう。

葬儀当日と初七日の精進落としの席では、始めと終わりに列席の方々に対して、喪主か、それに準ずる方がお礼のことばを述べます。

<始まりのあいさつ例>
本日は皆様お忙しいところ、亡き○○○○のためにお心づくしを賜り、誠にありがとうございました。
お陰さまで滞りなく、○○○を済ませることができまして、○○も大変喜んでいることと存じます。
お口よごしでございますが、ささやかな膳をご用意いたしておりますので、どうぞお召上がりくださいませ。
本日は、どうもありがとうございました。

<切り上げのあいさつ例>
本日は、皆様、大変お疲れのところ、お引き止めいたしまして申し訳ございませんでした。
この辺でお開きとさせていただきますので、どうぞご自由にお引き取りくださいませ。


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22 葬儀の後始末

会葬者名簿、香典、諸経費などの
事務引き継ぎを済ませましょう。

葬儀が滞りなく終わりましたら、世話役の出納係などの事務関係の引き継ぎをしなければなりません。
なるべく葬儀や告別式の当日に済ませるのがいいでしょうが、支払い関係もあって翌日以降になることもあります。
しかし、一応の区切りがついたところで、できるだけ早めに済ませましょう。
会葬者名簿、香典や供物、供花の記帳簿、弔辞、弔電、弔問客の名簿、会計簿など、それぞれの責任者からきちんと受け取ります。
なかには、急に必要になった費用を立て替えていただいた方もおられるでしょうから、迷惑がかからないように注意しましょう。
また、事務の内容などについて、いく分の不満があった場合でも、遺族は大変お世話をおかけしましたという気持で接するようにしましょう。

お手伝いの人や世話になった人などへ、あいさつ回りをしましょう。

隣組やお手伝いいただいた方々、お世話になった方々などには、個別にその尽力に対してのお礼をしましょう。
気のおけない人であれば現金でもいいでしょうが、目上の方とか故人の上司には先方のご都合をお聞きして、直接、お礼の品を持参するようにします。
故人の恩人や社会的地位がある方、故人の会社、近所の方にも、それぞれに出向いてお礼に伺いましょう。

各方面へに支払いを済ませましょう。

病院や葬儀社、その他へのお支払いは、できるだけ早目に済ませておきましょう。
社会福祉協議会や各種団体への寄付がありましたら、済ませておきます。

会社などにある故人の遺品を整理しましょう。

故人が勤めていた会社などにある私物は、先方の都合も聞いてから出向いて、できるだけ早い時期に整理するようにしましょう。
私物だけを持ち帰り、仕事上の資料はその場で返却します。
また、同僚の方や行きつけの店などに借用品や借金があれば、できるだけ早目に返却したり精算しましょう。


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23 三十五日まで

後飾りの祭壇は、灯明や線香の火に特に注意しましょう。

四十九日までは中陰といわれ、故人の霊がまだしずまらない期間ですから、後飾りの祭壇は仏間か居間に忌明けまで飾っておきます。
故人だけを供養するための祭壇ですから、飾っている間はできるだけ灯明や線香の火は絶やさないようにします。
しかし、お出かけの際やお休みになる前には、必ず消すよう注意しましょう。

二七日から六七日まではお寺様と親族でお勤めしましょう。

初七日からその後七日目ごとに法要を営みます。

二七日(14日目)、三七日(21日目)、四七日(28日目)、五七日(35日目)、六七日(42日目)、七七日(49日目)となります。

この七日目ごとの法要をするのは、冥土の死者が死後の世界の行き先を決定する"七つの関門"があり、七回の審判を受けるということによります。
一般には、三十五日、四十九日の法要を営みます。
いずれも、お寺様と主だった親族を中心としてお参りしていただきます。

遺族は一定の期間を喪に服しましょう。

近親者に不幸があった時は、亡くなられた日から一定の期間を喪に服するわけですが、""と""に分けられています。

忌は日常の行為を慎しみ、服は慶事を慎むものです。

年賀欠礼のあいさつをしましょう。

四十九日までを忌中、死後一年間を喪中とし、喪中には祝いごとには欠礼するしきたりです。服喪は、追悼のために慎しみの心を現わすものですから、結婚式などのおめでたい席には出ないとか、喪中につき年賀を欠礼する旨のハガキを出します。

先方が年賀状を書く前に届くよう、12月初めまでには出しておきたいものです。
個人が年賀状を出していた人や喪主が日頃から交際していた人などに、手ぎわよく出しましょう。
もし、行き違いで先方から年賀状が届いた時は、受取ってもかまいません。


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24 四十九日

四十九日の法要には
主だった親族に集まっていただきましょう。

七七日、つまり四十九日の法要は、"忌明け"といい、それまでの1週間ごとの法要は略しても、四十九日だけは重要な法要とされています。

生を終えても四十九日間は中有(この世とあの世の中間にあり、中陰ともいう)を漂い、四十九日目(満中陰)になってようやくあの世での生を受けるといわれています。
死者にとっては、死後の運命が決まる日となりますから、僧侶を招いて読経してもらい、近親者や葬儀で世話になった人なども招きます。
会食を用意し、記念品を配るようにします。

納骨・埋骨のときには
埋葬許可書を忘れないようにしましょう。

四十九日に遺骨を埋葬しますが、墓地が寺に隣接している場合は、前もって僧侶と相談のうえ、本堂で読経してから墓地へ向かいます。
また、墓地が近くになっかたり、郷里が遠い場合は、お寺や霊園などの納骨堂に一時的な仮納骨をお願いします(納骨料と管理料が必要となります)が、一周忌や三回忌などの日を選び、正式に納骨するようにします。

納(埋)骨式で、近親者や知人などが立ち会いのもとで僧侶に読経していただきます。
式のあとで、参列者をおもてなしして、僧侶にはお布施をお渡しします。
この時に、火葬場で返却された「埋葬許可書」が必要ですから、必ず持参しましょう。

忌明けには香典返しを送るようにしましょう。

香典返しは、以前は半返しといわれていましたが、今は1/2〜1/3ぐらいを目安としています。いただいた方の金額に応じて準備するのも大変ですから、3段階くらいにわけて品物を用意すればいいでしょう。
表書きは「」あるいは「忌明け」とし、三十五日か四十九日の忌明けに、喪主のあいさつ状を添えて主だった方に送るのが一般的です。
また、最近では、香典の額に関係なく一律にしるし程度の品物を返すようです。(即日返し

忌明けには形見分けをしましょう。

形見分けは、忌明けの四十九日に行いますが、遺言がある場合にはそれに従って、ない場合は親族などと相談します。
一般的に、目上の人には差し上げず、日常生活でその品を愛用してくださるような人にあげます。
それは、故人にとっても喜ばしいことでしょう。包装はしないで、裸のままお渡しします。

中陰棚は取り壊します。

四十九日の法要が終わったら、後飾りの祭壇は取り壊します。
当社へ連絡をいただければ、係員がお伺いいたします。

百か日は内輪ですませてもかまいません。

四十九日の法要のあとは、しばらく間があいて「百か日」の法要になります。
ほかにも、死亡した日と同じ日の「毎月の命日」がありますが、四十九日忌以外は、ごく内々に済ませてもかまいません。
百か日には、ゆとりのある家では、新仏の供養と一緒に、菩提寺の身寄りのないすべての仏のために「施餓鬼会」を行うこともあります。


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25 お盆

お盆の由来について。

初盆の祭壇の予約は早目にしておきましょう。

故人が亡くなって最初に迎えるお盆を初盆といいます。
初盆の祭壇などの飾り物は普通、8月初旬に飾ることが多いようですが、部屋の都合さえつけばできるだけ早目に飾るようにしましょう。

また、祭壇の予約は、早目にしておきましょう。

紋と戒名を確認しておきましょう。

提灯はお迎え提灯(門提灯)と、お送り提灯(戒名が入ります)が必要となります。
提灯の家紋は故人の紋を使うのが普通で、女性の場合は女紋を使います。紋と戒名を確認の上、早目に予約しておきましょう。

初盆参りの方々には、返礼品と礼状をお渡ししましょう。

初盆にお参りいただいた方々には、返礼品と一緒に礼状を添えてお渡ししますが、初盆のお返しは葬儀などと違いその時に済ませましょう。
後日、また改めてということはありませんから、それなりのお返しを用意しておきます。
返礼品はハンカチ、お茶、石けんなどが一般的なものです。
また、町内会長、隣組長には盆踊りの確認をして、その方々にもお礼の品をお渡ししましょう。


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26 お彼岸

お彼岸には、墓参りをしましょう。

お彼岸は聖徳太子の頃から行われている日本独特の行事です。
暦の十二節の春分、秋分は、年間でも気候がいい時期で、真西に沈む太陽を拝めば浄土、つまりあの世で往生できるという思想によります。
今、私たちが生きている世界が「此岸(しがん)」で、これに対して悟りの境地に至るところが「彼岸(ひがん)」といわれています。

春と秋のお彼岸には、故人やご先祖様が「彼岸」に安住できるよう、仏壇をお飾りし、墓参りをして心をこめてご供養しましょう。

彼岸中の法事は、お寺様とよく打ち合せておきましょう。

お彼岸は、お盆の時のように特別に飾りたてる必要はありません。
彼岸の入り(春は3月18日頃、秋は9月20日頃)には、自宅の仏壇をきれいにして、新しい花にとりかえ、季節の初物や彼岸団子、おはぎ、五目ずしなどを供えます。

彼岸中は、毎朝夕、仏壇に灯明や線香をあげてお参りします。
彼岸の中日(春は3月21日頃、秋は9月23日頃)前後に、家族揃って先祖の墓にお参りします。
この時に法事を行う家庭も多く、親族や知人、友人をお寺や家にお招きして接待します。
法事については、お寺様と打ち合わせをしておきましょう。

お仏壇などの開眼供養をしましょう。

お仏壇がない家庭では、不幸があった場合は忌明けの四十九日までに位牌を安置する仏壇を購入しましょう。
また、新しく買替える時期は、お彼岸、お盆前、法事前が多いようです。

新しいお仏壇やお墓を購入したら、お寺様に相談し、"開眼供養"、"入魂式"など宗派によって定められた法要をとり行いましょう。
開眼供養は、彼岸中に行うことが多いようですが、法事を兼ねることもありますから、自宅で行う時には中日以外の日を選ぶようにします。

僧侶の読経後、お墓参りをして参会者には、おはぎや五目ずしでおもてなしします。


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27 年忌法要

年忌法要

百か日が過ぎると、故人の冥福を祈り、仏の世界に落ち着かれることを願うため「年忌法要」を営みます。

亡くなられて1年目の命日(祥月(しょうつき)命日といわれる日です)を「1周忌」、その翌年の2年目を「三回忌」、6年目を「七回忌」、12年目を「十三回忌」、16年目を「十七回忌」、22年目を「二十三回忌」、26年目を「二十七回忌」、32年目を「三十三回忌」、49年目を「五十回忌」というように故人の供養を行います。

年忌法要は一般的には一、三、七、十三、十七、そして33回忌まで行い、それ以後はお彼岸やお盆にまとめて供養するようです。

法要の営みかた

年忌法要は、お招きする人の都合などもありますから、命日にしか営めないということはありません。もちろん、"仏法のこうは急げ急げ"といわれるように、命日よりも早くすることはかまいません。
1年目のうちに二つとか三つとか重なる場合は、日取りを一番早い命日にあわせて「合斎」することもあります。

お寺様へは法要の1ヶ月前までには連絡をし、お招きする人などの整理と案内をしておきます。前日には、お寺様へ塔婆供養の申し込みをします。
法要は自宅か、お寺、墓前で営みますが、皆様がお集りになるまでにお仏壇をお飾りしてお供えものをし、焼香の用意をしておきましょう。
施主のあいさつのあと、僧侶の読経、焼香がすむと宴席に移ります。

お帰りの際には引出物をお渡しします。遺族の服装は、三回忌くらいまでは喪服か、それに近い地味な色調のものにします。

永代供養

菩提寺が、施主に代わって永久に故人の供養をすることを永代供養といいます。
供養料として懇志を包んでお願いすれば、必要なときまで過去帳に記録し、供養してもらうことができます。
三回忌や七回忌のときに申し込むのが一般的です。
しかし、お寺様に任せっぱなしではなく、お墓参りや自宅での供養もきちんとしたいものです。


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