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お葬式辞典

5 お寺様

通夜、葬儀、初七日の日時をお寺様と相談して決めましょう。

お寺様が枕経にお出でになったら、臨終勤行をあげていただきます。初七日までは次々と行事が重なりお寺様とゆっくりお話ができませんから、そのあとお寺様のご意向を承り、通夜、葬儀、初七日の日時をきめます。また、葬儀に出ていただく僧侶の人数や戒名(法名)などについても打ち合わせておきましょう。

※次のことを決めましょう。

お通夜 日 時~ 時
お葬儀 日 時~ 時(お寺様  何名か)
初七日 日 時~ 時

(以後の行事については、初七日の時にゆっくりと打ち合わせましょう。)



お布施はいくらお包みするか考えておきましょう。

お布施は、一般的には読経料とか回向料と考えられがちですが、本来は少し意味あいが違っています。お布施とは、仏道に励む僧侶に対して在家の信者が持てる物を差し上げることです。
多く持っている人は多く、貧しい人はそれなりに上げればいいのです。「身にいためばお布施」といわれるように、喪家の財力に見合った額をお包みされればいいでしょう。つまり、大切なのは差し上げる人の気持だということです。しかし、枕経、お通夜、葬儀とご迷惑をおかけし、末長いおつきあいをしなければなりません。具体的な額については、ご親戚の詳しい方か青山会館にお尋ねください。



院号をお願いするには。

院号と、一般にいわれる戒名(法名、法号とも)は、別々のものです。戒名は仏弟子となった証しとしてつけられますが、本来は元気なうちにお寺様からいただくものです。院号はその上につける尊称で、お寺様に対し多大の功績があった熱心な信者だけに与えられます。院号をお願いするには、戒名を授かる前にお寺様にお伺いして、院号料を包んでお願いします。