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お葬式辞典

7 拾骨

遺体を火葬(「荼毘(だび)」と言います)した後の拾骨を骨上げ、収骨とも言います。遺族による拾骨は日本独特の儀礼と言われています。拾骨は、昔は1人が箸を持った遺骨を順に次の人に渡していく形だったようですが、現在では2人で一組になって遺骨を拾います。「箸渡し」は「箸」と「橋」の音が共通なところから、個人をこの世からあの世へ、三途の川の渡しとしてあげる、という思いからきているといわれています。皆で送ってあげようという気持ちの現れでしょう。